こんな疑問を解決します!

私は技術系国家公務員一般職として9年間勤務し、人事評価で「優秀」を取り続けてきました。
しかし、公務員を辞めることを真剣に考え、転職活動に挑戦しました。
結果として内定を3社からいただいたものの、家庭の事情で辞退。
現在は、来年度の転職を目指して準備中です。
結論は、しっかり準備すれば後悔しない転職を実現することができます!
転職してから
- つまらない仕事だなあ
- 思ったより残業が多いなあ
とならないように転職しましょう。
この記事では、特別なスキルもなく資格もない私自身の経験をもとに、公務員が後悔しない転職をするための方法を解説します。
「公務員を辞めて転職したい!」と考えている人の参考になれば幸いです。
グッドポイント診断でわかる!公務員の転職に役立つ強みの見つけ方


自分のやりたいことを明確に決めることが重要となります。
- 自分の得意不得意
- やりたいことやりたくないこと
- 人よりも評価されること、評価されないこと
など、様々な視点で自分を見つめ直していくことをおすすめします。
自分を見つめ直すことで、自分はどのようなところに価値観を置いて、どのような人間になりたいか考えるヒントとなります。
私は自己分析した結果、パソコンを触るのは苦ではないですし、ExcelやPowerpoint等を使った資料作成が早いと評価されることがあります。
また、コミュニケーション能力についても、周りとの協調力があり、評価されることがあります。
対してリーダーシップや自分から人を巻き込み、仕事に関わらせるといったことは少し苦手としています。
この自己分析結果から、私はIT 関係、もしくは今の仕事を活かせる土木技術職の施工管理やコンサルなどに今興味を持っています。
私が使った自己分析としては、リクルートの無料でできるグッドポイント診断の特性を見極めることができました。
18種類の強みの中から、自分に合った5つの強みがわかります。
無料なので興味のある方は是非やって、転職等に活かしてください。
約300問の質問に考えすぎず、すぐに回答していきます。時間は30分程度で完了します。
\ 今すぐ無料で診断するには /
私の診断結果を参考までに載せます。
自分の性格に合っているなと思うことが多かったです。自分の価値観や考えを客観的に把握できました。
特に合っていると思うのは、「深い信頼関係を築くことを望んでおり、交際範囲を大きく広げることにはあまり興味がありません。」です。
職場ではあまり親密になりすぎないように、本性を隠していることが多いです。
友人や家族には、本音で話し時々腹黒いと言われることもあります。笑
強みを理解出来ますが、具体的にどの業界に転職すればいいかわかりません。
そのため、これらの強みからChatGPTにコピペし、自分の性格が合う転職業界を聞いてみるのもいいかもしれません。
具体的なプロンプトをご紹介します。
ーー↓ココから下がプロンプトですコピーして使ってください。↓ーー
前提条件:
- タイトル: 転職者の強みを活かせるキャリア支援
- 依頼者条件: 今後のキャリア目標が不明確なため、転職活動に不安を感じている人。自己理解を深め、具体的な転職業界について考えている。現在●歳。
- 制作者条件: キャリアコンサルティングの専門知識を持ち、転職者の自己理解や目標設定、行動計画の策定を支援できる人。
実行指示:
以下の依頼者の強みを基に、転職者のおすすめ業界、キャリアプランを詳細に策定してください。
SWOT分析などのフレームワークを用いて、転職者の個別の状況に合わせた具体的なアクションプランを提示してください。
転職者の強みや価値観:
【ここに先ほどの診断結果をコビペする】
ーー↑ココまでプロンプトです。↑ーー
上記プロンプトを活用し、自分に合った転職業界等を探してみるのも転職を成功させるための1つの手段です。
必要であれば前提条件を追加するとより具体的なアドバイスを得られるかもしれません。
補足ですが、SWOT分析とは、自分自身や組織を取り巻く状況を「強み・弱み・機会・脅威」の4つの視点から整理し、戦略やアクションを考えるためのフレームワークです。
特に就職・転職活動やキャリア設計の場面でよく使われます。
分類 | 英語 | 内容 | |
---|---|---|---|
S (Strengths) | 強み | 自分が得意なこと・他の人より優れていること。 周囲から評価されている能力や経験。 | |
W (Weaknesses) | 弱み | 自分が苦手なこと・伸ばすべき点。 転職活動や仕事で課題となりそうなこと。 | |
O (Opportunities) | 機会 | 社会の流れや業界の変化、自分にとってプラスになる外部環境。 チャンス。 | |
T (Threats) | 脅威 | 社会・業界の厳しさ、自分に不利になりそうな外的要因。 競争やトレンドの変化など。 |
転職後に活かせる資格


転職活動において、資格はなくても問題ないですが、ひとつの“武器”になり得ます。
私はこれまで資格を持っていなかったのですが、高年収の求人や人気の転職先を見ていると、「必須資格」や「推奨資格」として様々な資格が明記されています。
企業側も、資格をひとつの「信頼の証」として評価しているんですね。
だからこそ、希望する業界や職種が決まっているなら、早い段階でその業界で評価される資格を調べて、取得に向けて動くことも効果的です。
実際、資格を持っていると、書類選考の通過率も上がりますし、面接時の信頼感も違ってきます。
何より、「この人は本気でこの業界でやっていこうとしているな」と伝わるのが大きいです。
私自身、土木系の公務員という立場なので、「施工管理技士」や「技術士」などの資格が非常に重視されています。
ただ、私は資格はありませんでしたが、発注者として今までの経験・苦労した点等をアピールすることで内定を得ることができましたので、資格が全くなくても問題はありません。



資格がなくても年収アップの内定を取れました!





なんの資格を取ればいいかわからないよ?
こう思う人もいるかと思います。
資格探しでおすすめしたいのが、「リクルートエージェント」などの転職サイトです。
求人情報には「必須資格」「推奨資格」といった記載があるので、それを参考にすることで、無駄のない資格選びができます。
リクルートエージェントであれば、下記のように必要資格の欄に必須資格か推奨資格かなど記載してありますので、これを参考に決めることが重要と考えます。
転職サイト・エージェントの活用


資格情報を転職サイトで見るのも有効的な活用ですが、転職を考えている人は転職エージェントに登録することをおすすめします。
無料の転職サイトエージェントに登録すると、以下のようなメリットがあります。
- 効率的に情報収集できる
- 自分の市場価値がわかる
- 面接の練習ができる
このように無料でここまでやってくれるとは大変ありがたいサービスです。
このサービスを無料で受けられることから使えるサービスを使い、転職エージェントとも信頼関係を築きながら転職を進めることが重要となります。
私のおすすめは転職サイトではなく、転職エージェントを使うことです。
どのような違いがあるか下表にまとめました。転職サイトと転職エージェントの違いは以下の通りです。
項目 | リクルートエージェント | リクナビNEXT |
---|---|---|
応募書類・面接準備 | キャリアアドバイザーと面談し、書類添削・面接練習が可能 | 基本的には自分で準備し応募する |
求人の探し方 | 自分で探したり、紹介を受ける | 基本的には自分で探し、企業からオファーを受けることもある |
求人内容 | 厳選された企業が多い | 幅広い企業の求人が掲載されている |
こんな人におすすめ | ・転職初心者 ・転職活動に不安がある人 ・アドバイザーに伴奏して欲しい人 | ・ある程度転職経験がある人 ・幅広い求人から選びたい人 ・求人の取捨選択がすぐにできる人 |
転職初心者は転職エージェントをおすすめします。
自分の希望の職種や業界など、丁寧にヒアリングしていただき、自分が転職できそうな会社の紹介をしていただけます。
自分で一から企業ホームページを見て採用募集しているか確認し、申し込むと言った手間が省けるので、本業をしながら転職活動を効率的に進めることが可能となります。
本業や家事育児をしながら転職活動をすることは、心身共に負担も大きくなりがちです。
- 残業が多かったり
- 就業後や休日は家事育児に追われる
このような場合は大変なので、転職エージェントを駆使することでより短時間で濃密な転職活動が可能となります。
私も本業をしながらでしたが、業務のスケジュールを管理し、休みが取れそうな日は半日の休暇などを使っていました。
本業をおろそかにしすぎず、勤務時間外や有給を使うことで転職活動を効率的にまた効果的に進めることができました。SPI 試験もあったので、昼休み中や退勤後もSPI 試験で勉強していました。
在職中の転職活動は、いかに効率的に転職活動ができるかがキーポイントとなりますので、転職サイト、転職エージェントを積極的に活用していきましょう。
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失敗しない!転職先を調べる方法
公務員から転職を考えるとき、最大の不安は「入社してからのギャップ」ではないでしょうか。
このギャップを最小限にするために、以下のサイトを使い転職先を調べる方法ことをおすすめします。
一つずつ使い方のポイントを見てみましょう。
OpenWork
求人票に書かれている情報だけでは、職場のリアルな雰囲気や実際の運用体制までは見えてきません。
だからこそ、OpenWorkというツールが頼りになります。
OpenWorkは、企業で実際に働いている人たちの口コミが集まる情報サイトです。転職版の食べログのような存在です。
使うことで、次のような“生の声”をチェックできます。
- 社員の待遇や年収水準
- 働きやすさや人間関係
- 年代別の給与推移
- 制度と実態のズレ(テレワークなど)
年代別の給料水準など転職サイトなどではわからない情報を見ることができます。
たとえば「テレワーク可能」と求人に書かれていても、入社してみたら「実際は出社ばかり」だった…なんて声も
企業の表面では見えない内情を、口コミから知ることができます。



口コミを信頼していいの?注意点ある?
全ての口コミを鵜呑みにしてはいけません。
口コミ投稿者の多くは“退職した人”だから、ネガティブな意見がやや目立つ傾向があるのです。
そのため、口コミは参考情報として活用するのが正解です。
公務員からの転職は、情報量に戸惑うことも多いはずです。
口コミサイトで実際に働いている人の本音を参考に確認することで入社後のギャップを最小限にできます。
IRバンク
転職先をあまり調べずに入社してしまうと、
「思っていた働き方と違う」
「景気が悪くなったら、給与がすごく下がった」
といった後悔につながる可能性があります。
特に、公務員から初めて民間企業へ挑戦する場合は、民間ならではの働き方や待遇にギャップを感じる可能性があります。
だからこそ、事前に企業の実態を把握することが大切です。
企業研究の中でも、財務状況のチェックは非常に効果的です。
そこで役立つのが、IRバンクという無料の情報サイト。
上場企業の売上・利益・自己資本比率など、財務情報を過去10年以上さかのぼって一覧で見ることができます。
IRバンクを活用すると、以下のようなことが見えてきます。
- 過去から現在までの売上や利益の推移
- 景気が悪化したとき(コロナ・リーマンショックなど)の業績変化
- 安定した成長企業かどうかの見極め
例えばトヨタのような大手企業を調べてみると、下図のように 不況時の落ち込み具合や、その後の回復力なども確認できます。2021年は新型コロナウイルスの感染拡大による影響で売上が減少しています。
しかし、2022年には売上は増え今も右肩上がりであることが確認できます。
逆に業績が長期的に下がっている企業には、次のようなリスクがあります。
- 人員削減(リストラ)
- 残業代のカット
- 賞与の減額
「年収が多い企業に転職できたが、リストラされてしまった…」
そんな事態を防ぐためにも、数字をもとに企業の実態を見極めましょう。
また、業界全体の動きにも注目しましょう。
企業単体だけでなく、業界全体の流れも大切な視点です。
たとえば、
- 再生可能エネルギー業界:国の支援を受けて拡大中
- 少子高齢化の影響を受ける業界:今後縮小の可能性も
業績が伸びている企業は、成長市場に乗っている可能性が高く、転職後もスキルアップやキャリアの広がりが期待できます。
転職活動では「給与」「勤務地」「福利厚生」などに目が行きがちですが、企業の業績と今後の方向性を見ることが、転職後の満足度や安定性に直結します。
公務員から初めて民間企業に転職を考えている方こそ、 IRバンクなどを活用し、しっかりと企業分析をすることをおすすめします。
転職エージェント
転職活動を進めるにあたって、「転職エージェント」を活用することは大きな支えになります。
私自身、公務員からの転職活動で強く感じたのは、“一人での情報収集には限界がある”ということです。
転職エージェントは、民間企業の求人情報を幅広く保有しており、自分が興味のある業界や働き方に合った求人を紹介してくれます。
さらに、エージェントとの面談を重ねる中で、「自分は何を大切に働きたいのか」「今の職場のどこに不満を感じているのか」といった、本当の価値観や希望条件が明確になっていきます。
実際に私は、当初「年収アップ」を転職の軸にしていました。
しかし、エージェントとじっくり話すうちに、
- 残業の少なさ
- 在宅勤務が可能な職場
- 職場の人間関係
などの働き方の柔軟性も重視したいと気づきました。
その結果、多少年収が下がっても、自分に合った働き方を選びたいという想いが強くなったのです。
このように、転職エージェントとの対話は、自分の中にある“本当の希望”を引き出すきっかけになります。
そしてその軸が定まれば、面接での受け答えにも自信が持てるようになるはずです。
公務員の方にとって、民間企業への転職は未知の世界かもしれません。ですが、まずはエージェントに登録して、気軽に話をしてみることで、大きな一歩を踏み出すことができます。
転職を考え始めた段階でも大丈夫です。「どんな仕事があるのか?」「自分の経験はどう活かせるのか?」といった疑問にも、丁寧に答えてくれます。
以上より
- エージェントは求人紹介だけでなく、自分の価値観整理にも役立つ
- 面談を通して、転職の軸が明確になる
- まずは登録、相談することからスタートしてみましょう
不安がある方こそ、まずは話してみることをおすすめします。
転職エージェントとの対話が、あなたの新しいキャリアのヒントになるかもしれません。
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まとめ
公務員からの転職は、不安を伴うものですが、正しい準備をすることで、後悔のない選択をしましょう。
ここで紹介したポイントを踏まえて、ぜひ一歩行動に移していただきたいと思います。
本記事を要約すると以下のとおりです。
- 転職の理由を明確にし、何を求めているのか整理する。
- 業界や企業のリアルな情報を集め、具体的なイメージを持つ。
- 転職エージェントを利用することで、効率的な情報収集を実施。
- 自分の強みを言語化し、民間でも通用するスキルをアピールする準備する。
しっかりとした準備を行うことで、自信を持って新しい道に進むことができます。まずは、転職の目的を再確認し、必要な情報を集め始めましょう。
転職活動を成功させ、充実したキャリアを築く一歩を踏み出しましょう。あなたの未来はあなたの手の中にあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

